なぜか離婚日記の続編

割れたハート

離婚を考えたときに、生まれて初めて弁護士に相談したんですよ。
ドキドキした~。あくまで無料の範囲でね。結局すんなり別れることになったので、実際に依頼をしたわけではなかったので。

「大丈夫、離婚できますよ」

という言葉が聞けたのがめちゃくちゃ安心したんですよね・・

最初は「絶対に別れない」と言われていたので、「離婚できない」「離婚 拒否 旦那」とかでググりました。みんなの体験談が気になるって感じだったんだけど、「なるほど、うん、そうそう」と読んでるうちにたどり着くのはやっぱり弁護士のホームページでした。

無料相談とあるけど、本当かなと思いつつもドキドキしながら申し込みました。

一等地に構えたマンションの一室にその弁護士事務所はありました。受付、案内はすべてプリプリの美人秘書が担当。出てきた弁護士は背の高い、谷原章介っぽい柔らかいのにキレ者、みたいな印象でした。

一度も一緒に住んだことがないこと、なぜ別れたいのか、いつからそう思ったのか、彼は何をしているか(おそらく収入とか資産とかの確認)などをひととおり質問に受け答えしました。

「長くても1年で離婚できると思います」

と谷原章介が微笑んでくれて安堵、安堵。

ここからは、いつだれが読んでくれるかわからないので参考になれば。

離婚成立に必要な条件はお金、子供、離婚理由。お金というのはつまり財産分与ということなんだけど、なにひとつ夫婦で作り上げた資産も財産もなかったので協議不要。子どももいません。最後の「離婚理由」ですが、今回の場合「性格の不一致」ということで離婚する理由には問題ないということでした。

ここからは手続きの話。

スタートは裁判所への調停の申し立てです。裁判所では調停委員という人に(おじいちゃんが多いみたい)離婚したい理由を聞いてもらいます。旦那側は別れたくないということをアピールします。

調停は3か月に1回(だっけ)開催され、裁判官と調停委員で離婚を成立させるか、もう少し頑張ってみなよと促すか、折り合いがつかなければまた次回も話し合いましょう、ということになるようです。

相手の年収を抑えておこう

そんな話し合いで離婚できるのかよって思うんですけど、重要なのは「婚姻費用(略して婚費。コンピ。響きかわいい。)請求」。収入が多い方が少ない方に生活費などを支払う義務が発生するんです。なんとこれが申し立てした月から支払いがスタート。

大抵の男性は、「そんなのを払い続けるのがばからしい」と根負けして離婚に応じるパターンが多いそうです。なるほど、そういうカラクリなのね。

まあ婚費は、相手と自分の収入によって金額は変わるし、結局弁護士費用とトントンくらいになるみたい。そうそう、弁護士費用のことがすっかり抜けてて、え、お金もらえるの?と思ってしまった。

バツイチを楽しもうと思います

では申し込むときには改めて、と無料の範囲(しつこい)での相談は終了。もちろん特にその場で勧誘されたりせかされたりすることはありませんでした。特になんの不満も懸念もなかったのでいつ申し込んでもよかったんだけど、まあ着手金的なのもあるしなんとなくいつ申し込むかなと考えあぐねていたところ。彼からあのLINEが来たのでした。

ということで弁護士に依頼することもなく。もうすぐ34歳、晴れてバツイチ。

結婚・離婚・再婚を経て、現在ひとり息子のママです。自分の記録のためのブログですが、同年代のライフスタイルの「選び方」のヒントになるようなレビューサイトを心がけています。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。